冬瓜　トマトカレースープ

先日、実家の母から冬瓜を貰いました。

冬瓜は夏野菜ですが冬までもつということから冬瓜と呼ばれるのだとか…。私の経験上、夏よりも冬によくもらう機会があるような気がします^ ^

ところで皆さん、冬瓜はどんな料理にしていますか？あんかけや、スープが定番でしょうか^ ^ 私事ですが、正直いうと冬瓜の料理ってなかなか思いつかないんですよね…^^; ちなみに、「もらったけど何にしたら良いのか思いつかない」というのが今回母から譲り受けた理由です。親子揃って苦手食材のようです(´ｰ｀)

今回はこのちょっと主婦泣かせな食材、冬瓜をたっぷり消費するトマトカレー味の具沢山スープをご紹介します。今回の冬瓜はわりと小ぶりですので一個丸ごと使ってしまうことにします(^^)

冬瓜は両サイドを落として4〜5㎝はばの輪切りにしてから皮を剥きます。　桂剥きの要領でクルッと一周剥き、種をスプーン等でとって食べやすいサイズにカットしていきます。

ゴロゴロ食感が欲しいので私は親指の先くらいのサイズをイメージしてカットしました。親指ってちょっとw 例えとして変かもしれませんが あくまでサイズ感のお話です^ ^

次にじゃがいもの皮を剥き、冬瓜より少し小さいくらいでカットします。さっと水にさらしてザルにあげます。　冬瓜があっさりみずみずしいので、じゃがいものほくほく感がアクセントとして残るように煮崩れない程度の大きさが良いと思います^ ^

生姜とニンニクは好みでいいと思うのですが、やっぱり入れた方が深みが出ると思います。　今回はニンニク3個とニンニクと同量くらいの生姜をみじん切りにしました。

次に玉ねぎ中1個を粗いみじん切りにします。

玉ねぎと同じようににんじん小1個も粗いみじん切りにします。

玉ねぎとにんじんは粗いみじん切りにする事でとろけすぎず、具沢山の具の一部として冬瓜ともじゃがいもとも違う食感が残って楽しめます。

また違う食感、弾力のある食材として鶏胸肉2分の1枚とキノコ(今回は椎茸5枚)を程よく噛みごたえのある大きさにカットします。私の場合はあくまでも冬瓜が主役なのでそれを邪魔しない程度でなおかつ食感も感じられるくらいのサイズにしたつもりです。

後はこの具材を火にかけていきます。

オリーブオイル大さじ2杯を入れて熱した大きめの鍋で、鶏胸肉　ニンニク　生姜をさっと炒め軽く塩胡椒します。　そこへ残りの具材を全部入れ、さらに焦がさないようにサッと炒めて香りが立ってきたらカットのトマト缶を1缶と、水1500ccを入れ沸騰するまで強火で煮ます。

途中アクが出始めますが、沸騰してきたら真ん中に勝手に寄ってきますので沸騰するまでアクはあまり気にしないで大丈夫です。　沸騰したら中火に落とし、アクをすくって固形ブイヨンを5個入れさらに10〜15分煮込みます。

10〜15分たって冬瓜やじゃがいもに火がとおっていたらカレーパウダー大さじ2杯、塩小さじ2杯(薄いと感じたら足してください)を入れ味を整えます。今のままでもあっさりして美味しいのですが……。

ここで隠し味ですd(￣ ￣) 甘さとまろやかさ、コクを出すために練乳を入れます。カレースプーンで2杯分くらい入れると違ってきます。　もしやってみようと思う方がいましたら、入れる前と入れた後それぞれ味見してみてください。違いがハッキリわかると思います。甘めが好きならもう少し入れても良いと思いますが、せっかくの野菜たっぷりスープなので健康に配慮しつつ私は2杯でフィニッシュですw

こうして見るとそれぞれの具材のサイズ感が分かりますね。色々な食感があって美味しいですよ(^O^) 今回できたスープは2人暮らしで3日分くらいありました。1日目より2日目、2日目より3日目と火を入れるごとに味が馴染んで美味しくなります。

しっかり野菜を取れるせいか、なんとなく快調でした（╹◡╹）調べてみると、あまり味のないほぼ水分の冬瓜ですが、ビタミンCやカリウム、食物繊維が含まれていて低カロリーでボリュームがある事からダイエットにも良いのだとか…^ ^ スープにすると色々な食材を入れられるし数日持つので大量生産ができ、続けて良いものを食べられたのは良かったなと思います。1個丸ごと消費できたのも良かったです。　

最初は私も冬瓜か……使うかな？と思っていましたが、今回のスープは美味しくできたし、ダイエットにも向いているという事なので冬瓜に対する見方も少し変わりました。　もし今後冬瓜が手に入ったら違う味付けでまた大量にスープにしたいと思います^ ^

今回のトマトカレースープのレシピです。もし良ければ参考になさってください( ◠‿◠ )